すぐクビにならないか心配…
外資系企業のイメージとして、「すぐクビになる」「解雇されやすい」という印象を持っている方も多いのではないでしょうか?いつどこで見聞きしたのか、私も何となくそんなイメージがあり、就職活動時不安に思いました。
実際に入社してみてどうかというと、確かに人の出入りは激しいです。
身の周りで1か月に入退社者のない月はないような・・・。
これほどにも多いと毎日接している上司にも「この人もフッといなくなってしまうのだろうな…」とか「最近よく休暇取るけど、まさか…」とか思ったりもしますが、でも、まあ、だからといって何ということもなく淡々と業務をこなしていくといった感じです。
外資系に勤める方は、世界最大級のビジネス特化型SNSLinkedInに登録している方も多く、優秀な方は日本だけでなく世界からお声がかかってしまうのでしょうね。。ですから、私の目の届く範囲においてですが(おそらく極狭💧)、業績が悪くてクビになる、というよりも次にいい仕事が見つかって辞めていくケースがほとんどの印象です。
また、日本にある外資系企業は日本の労働法の下にありますから、日系企業に比べて法的に社員が守られていない、簡単にクビにできるということはないと思います。
ゆえに、ジョブ型雇用にて与えられた自分の職責を全うする限り、障害者雇用であってもなくても、長く勤めることは可能だと思われます。実際、私の周りでも15年、30年と勤めている方が男女ともにいらっしゃいます。
人の出入りの多い環境はASD向き
人の出入りが多く、かつ出てばかりで入ってこない…となると、デメリットとして残っている人の仕事量が増えるということが当然起こるのですが、しかしそれよりも(人間関係が苦手なASDの私にとっては「そんなこと」よりも)メリットなのは、特定の人と長く密な人間関係を築く必要がない✨ということです。
(”忙しさ”は人間関係のやり取りにおけるミス💣🔥の言い訳・隠れ蓑にすらなるので私にとっては時にメリットですらあります💦。体調を崩さない程度の”忙しさ”ではありますが…)
友人0、恋人ナシ、バツイチのASDである私は、職務を超えての人間関係の維持・構築が致命的に苦手なので💦、職務を超えたコミュニケーション
(雑談とか、ランチとか、プライベートの話での談笑とか(ToT)orz…💦)
を求められることの少ない人間関係に淡白な職場は大変有難く、ASDの方には合っているのではと思います。
ライフハック:障害者雇用のよいところは、合理的配慮が受けられることのほかに、一流企業に勤める優秀人種に触れ学べること
障害者雇用で外資系企業に勤めてしばらく経ちましたが、今のところ、一個人としての私の場合は、これまででいちばん持続可能な働き方ができていると感じています(感謝です)。
自閉スペクトラム症(ASD)は、社会性、社会的コミュニケーション、社会的イマジネーションのそれぞれに質的な偏りがみられる、「3つ組の障害」と定義されていますが、私の場合もそれにより、人間関係の維持・構築が壊滅的に不得意で、頼れる家族や友人等もいない状況です。
ですので、生存戦略として、①資格を取ったり、②英語・中国語を勉強したりといったできることに努め、そして、③障害者雇用という高い下駄を履かせていただいていることに感謝して真摯に業務に務める、という資格・語学・人柄の「3つ組のアプローチ」で、何とか生きていければ……と思っております💦(それでも時にやらかしてしまうのですが…💀)
障害者雇用のよいところは、合理的配慮が受けられることのほかに、一流企業に勤める優秀人種の生き方に触れ学べることもあるかと思います。
生態系ピラミッドの上の方の方々のふるまい、考え方、働き方=生き方はやはり学びが多いです。
長くぎりぎり会社員を続けるか、どう生きていけるのか、日々の無難を願いながらひきつづき考えていきたいです。。