オープン就労 or クローズ就労
障害があることを職場に知らせて就労することを「オープン就労」、知らせないで就労することを「クローズ就労」といいます。
障害者雇用の場合は、採用時に、採用担当には障害について伝えるけれど、現場では伝えないといった一部オープン・全体クローズとするケースもあります。
私の場合もこちらです。
障害者雇用が初めてで、「オープン就労」「クローズ就労」という言葉は知っていたけれど、特に考えを持っておらず💦、聞かれもしなかったため希望も言わず採用の方にお任せしていたら(日々の業務で障害による合理的配慮を必要としない職種に配置されたためか)この状況、一部オープン・全体クローズになっています。
日々の業務において障害を理由とした合理的配慮をいただく必要がない限り、自分からわざわざ言って回るのもおかしいのでクローズのまま淡々と仕事をしていますが、でもまあ、周りの方には仕事内容、ポジション等から何かしらの制約社員と認識されているかと思われます。(8割がた精神障害者/発達障害者とお分かりなような気もします…)。
必要があれば伝える
一度、上司に障害について改めて伝えるべきか悩んだことがありました。
体調を崩してしまい、ですが休むほどではなかったので、体調不良を理由に在宅勤務とさせていただいていたところ、“怠けて出社しない・サボっている”と誤解されてしまい💀、キツく対応されてしまうことがあったためです。。
ASDは正直すぎることが良くも悪くも特性で、嘘はついていないのに、不可抗力により時にぬれぎぬを着せられてしまうことも起こりますよね。。
女性の発達障害者は体調を崩しやすいと言いますが、私もその特性があり、それをどのように・どこまで伝えたらよいか、誤解を重ねてしまわないか等悩みすぎて?、結局体調が悪いうえにぎっくり腰になり、本格的に出社できなくなってしまいました💀
ここまで悪くなると、嘘をついている誤解は解けて、その流れで特性のこともさらりと伝えることができ、以後誤解が生じにくくなったかな?と思います。
不定愁訴のような分かりにくい不調は扱いが難しいですよね…。
できるだけ会社側が対応しにくくならないよう、この人雇ってイヤだなと思われないよう、特に私は言語化能力が低く話すと誤解されやすいので、日々の業務態度から誤解を招かないよう留意しつつ、必要に応じて、必要な方に、重く負担にならないように時にオープンにできればと思っています。
ライフハック:オープン就労に加えて、障害を活かして会社に貢献している人もいる
会社には、同じ障害者雇用でも、視覚障害、聴覚障害、車いすの方、LGBTQの方など、さまざまな障害をお持ちの方がいらっしゃいます。
中には自分の障害をオープンにして啓発活動をされて、それがダイバーシティ&インクルージョンの推進として社内外に評価されている方もいらっしゃいます。
私も会社員である限り、自分にできることで会社に貢献したいという気持ちはありますが、今日現在において、発達障害をオープンにして、社内外で、発達障害の方も、そうでない方も、自分も三方良しとなれるビジョンが浮かべられません。。
他の障害の方がオープンにして社内外で啓発活動ができて受け入れられているのに、どうして自分はそうすることに抵抗を覚えるのだろう……
もう少し自分の中に答えを求める必要がありそうです。
そういえば、発達障害を含む精神障害の方はクローズの方が多いのかもしれませんね。まだまだ不勉強ですが、このブログを通しても、理解を深めていけたら、、と思います。