障害者雇用と一般の雇用は何が違う?
障害者雇用と一般の雇用の違いを確認しておきましょう。
1つは障害者手帳保持者のみが応募できることです。そして次に、障害者雇用では、障害の特性に応じて「合理的配慮」が受けられることです。
「合理的配慮」とは何でしょうか❓
例えば、音声でのやり取りが困難な場合には、文書やメールで指示伝達を行うとか、聴覚過敏のため周りの音が気になり集中できない場合には、静かな環境を提供してもらうとか、月に一度通院する必要がある場合には、出退勤や休憩の時間を調整してもらうとか、就労に際して障害となりうる特性・困難を解決するための配慮のことです。
そのため、まずは、人に伝えられて、適切な配慮をいただけるように、自分で自分の特性をきちんと理解しておく必要があります。就労に際してどのような点が問題となりえて、どうすれば問題なく就労できるのか。
自分と向き合って、過去を振り返って、整理してみましょう。
専門家のサポートを受けよう
一般の転職活動においても転職エージェントを利用する方は多いですよね。障がい者雇用でも、支援機関の利用をおすすめします。
どこへ相談したらよいかは、こちら(リンク先:厚労省HP)をご参照ください。主治医に相談したり、市区町村の担当窓口で相談するのもよいと思います。
わたしの場合も、(案の定人生の絶望期であったため💦、どこにどの順でアプローチしたか定かでないのですが)主に、自治体の障害者就労支援センターに就職が決まるまでお世話になりました。
ネットで検索して、著名な就労支援事業所((株)Kaienや(株)LITALICO)の説明会にも参加しましたが、当時のわたしには情報量が多すぎたこと、加えて周りの利用(希望)者のエネルギーに圧倒されてしまい登録には至りませんでした💦
個人的には、自治体の支援機関のほうがよい意味で地味=落ち着いている印象で、当時の(鬱明けの)わたしには合っていました。
ですが、どちらの事業所も、説明会に参加させていただいただけでも熱意や勇気をいただけましたし、HPでもとてもためになる情報を発信してくださっていますので、”一通りの知識を得る”ために、目を通しておくことをおすすめします。
ライフハック:就職活動は必ず専門家のサポートを受けよう
就職活動は、自分で一生懸命に真面目に取り組むことはもちろん大切ですが、間違った方向に突き進んで袋小路に陥ったり、思い悩んで「職業準備性」(こちらをご参照ください)を崩すことのないように、支援員と進捗を共有しながら進んでいったほうがよいと思います。
進捗を共有することや、いろいろな人と交流することは、まさに職業生活の練習になります👍✨
わたしは応募書類(履歴書、配慮事項を記したA41枚、職務経歴書等)をハローワークの職員さんに見ていただき、アドバイスをいただいたこともありました。
ハローワークや、Dodaチャレンジ、クローバーナビ等のサイトで求人を検索して、支援員の方に相談して、面接等の経験値を積んでカイゼンしていけば、いいご縁に巡り合えるのかなと思います。
焦らず、よく相談して、ここなら大丈夫かな?と思える職場と出会えることを祈念しております。